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2009 年度: Interroll グループにとって厳しい年

臨時ニュース 2010 年 3 月 26 日、サンアントニーノ発 - マテリアルハンドリング、物流、オートメーション分野で世界をリードする Interroll グループにとって課題の多かった 2009 年度を振り返ります。売上は、極めて好調だった前年から 34.6 % の落ち込みとなり、純利益は 570 万スイスフラン (CHF) となりました。

Interroll は景気後退への対応として、コスト体系を合理化するとともに、予定どおりに戦略プロジェクトの実施を図りました。会社の財務基盤は健全な状態にあります。

また、多くの市場でマーケットシェアと新たな顧客を獲得しました。例えば、米国での収益は非常に堅調な伸びを見せ、レジカウンター用モーターの販売は非常に満足のいく結果となりました。さらに、新製品により、多くの既存顧客と取引が増えたため、中期的に良好な結果がもたらされる見込みです。

EBITDA/EBIT
Interroll の柔軟なコスト体系に加え、2009 年初めに導入されたコスト削減プログラムを実施することで、売上の大きな落ち込みにもかかわらず、EBITDA 収益率を 8.0 % に安定させることができました。EBITDA (利払い前、税引き前、減価償却前の利益)は、好調な前年の 5820 万 CHF に対して 1880 万 CHF にとどまりました。EBIT (利払い前と税引き前の利益)は、前年の 4340 万 CHF (12.1 %) に対して 310 万 CHF (1.3 %) となりました。

純利益とキャッシュフロー
2009 年末の純利益は 570 万 CHF (2008 年は 3380 万 CHF)、運用キャッシュフローは 2040 万 CHF で、総売上の 8.7 % (2008 年は 4190 万 CHFで総売上の 11.7 %) となりました。

コンポーネントセグメント
現地通貨での2009 年度のコンポーネントセグメントの売上は 25.6 % の落ち込みとなり、グループ通貨での売上は 1 億 5790 万 CHF (2008 年は 2 億 2370 万 CHF) となりました。世界的な経済危機の影響を受けて、このセグメントの売上は落ち込みましたが、メインである既存の各市場でもほぼ同様の結果となりました。一方、インド、日本、ブラジルなどの新規市場での売上は伸びました。景気の後退にも関わらず、このセグメントの EBITDA は 1960 万 CHF (収益率 12.3 %) と満足できる結果となりました。コンポーネントセグメントでは、EBITDA に対する重圧を軽くするために、初期の段階で諸経費を抑制しました。これは、ヴェルメルスキルヒェンのCentre of Excellence for Conveyor Rollers and RollerDrivesの拡張や革新的製品の開発など、長期的な成長を目指した戦略プロジェクトへの投資には影響していません。2009 年末の EBIT は、740 万 CHF (4.6 %) となっています (前年は 2880 万 CHF、12.8 %)。

サブシステムセグメント
プロジェクトに大きく依存するサブシステム部門の 2009 年度の売上は、現地通貨で前年比 40.3 % の落ち込みとなりました。報告通貨での総売上は、7610 万 CHF (2008 年は 1 億 3420 万 CHF) です。この数字は、予算が確保できずに棚上げまたは中止されたプロジェクトの数が予想以上に多かったことが影響しています。EBITDA 収益の達成はなされず (2008 年は 1770 万 CHF)、EBITは 430 万 CHF の損失です (2008 年の EBIT は 1460 万 CHF のプラス)。財務基盤が安定していることにより、(製品イノベーションへの投資など) この分野での戦略プロジェクトを実施することができました。

財務的位置づけと設備投資
Interroll は健全な財務基盤を有しています。報告年度末のバランスシート総額は 2 億 1570 万 CHF (2008 年: 2 億 3680 万 CHF)、株主資本は 2009 年末で 1 億 3300 万 CHF (2008 年: 1 億 3070 万 CHF) で、年度比較で株主資本比率は 55.2 % から 61.7 % に増加しています。将来に向けた投資額は、2290 万 (2008 年は 2240 万 CHF) です。投資の多くは、計画された戦略プロジェクトを実現するためのもので、これには Interroll ネットワークの地域拡大や、製品イノベーション、新規 ERP システムの導入などが含まれます。このように、Interroll の長期成長戦略の取り組みが再確認された形になっています。2009 末までの純負債額は 420 万 CHF です。

額面の償還

安定した財務状況と有望な中期的展望が見込まれることにより、取締役会は、2010 年 5 月 7 日に開かれる年次総会で Interroll 登録株を 15.00 CHF から 10.00 CHF に額面引下げする提案を行う予定です。この引下げは株主配当の代わりに提供されるもので、前年度の 5.00 CHF (登録株あたり)に相当します。ほとんどの場合、株主は非課税となります。

展望
Interroll では、経済状況は今年度もかなり困難な状況が続くと予想しており、やや上向きになるのは早くても 2010 年後半と考えています。しかし、弊社の財務基盤が安定していることから、イノベーションのための戦略プロジェクトや、グローバルネットワークの強化、新しい ERP システムの導入を計画どおりに実施、完結できるものと確信しています。Interroll は長期の成長戦略に従いながら、経済の回復に伴う新しい機会を迅速に十分に活かせるようにさまざまな条件を調整しています。また、コストに関しては近年の体制を守りつつ、活動分野全体の生産性を向上させるための新たな機会を模索していきます。

Interroll  グループのプロフィール
Interroll はマテリアルハンドリング、物流、オートメーションの分野における中核製品を提供する世界のリーディングカンパニーです。Interroll グループは世界 28 カ国の拠点に 1,200 名の社員を擁し、スイス証券取引所に上場しています。スイスのサンアントニーノにある戦略的な持株会社の傘下には 3 つのビジネスユニットが集まり、コンサルティングから製品管理、R&D、製造、流通、サービスまで世界的に展開しています。Interroll Drives & Rollers のビジネスユニットでは、輸送用のソリューションとして、ドラムモーターや駆動式/非駆動式ローラなど、設置が容易で省スペース性を備えた主要機能ユニットを提供しています。Interroll Dynamic Storage のビジネスユニットでは、動力不要のパレット/トート/ボックスのフローストレージユニットを提供しています。第 3 のビジネスユニットであるInterroll Automationでは、クロスベルトソーター、ベルトカーブなど、簡単に操作を行えるユニットを提供しています。ユニットは効率的に扱えるので、投資を短期間で回収できます。Interroll の製品およびサービスは、主に各地のシステムエンジニアリング企業や OEM、システムインテグレータ、多国籍企業およびユーザーをターゲットにしています。Interroll は、全世界の 23,000 以上の顧客にサービスを提供しています。
 
ご不明な点は、Interroll までお問合せください
(2010 年 3 月 26 日、1:30 p.m. ~ 2:30 p.m.):
 
Paul Zumbühl, CEO
Tel.+41 91 850 25 24
 
Lorenz Koehler, Head of Corporate Communications
Tel.+41 91 850 25 21
 
www.interroll.com/ir (Investor Relations)
investor.relations@interroll.com
 
2010年のアジェンダ
  • Interroll Holding Ltd. の年次株主総会:
    2010 年 5 月 7 日(金曜日)Interroll Holding Ltd., CH-6592 CH-6592 Sant'Antonino/Switzerland
  • 半期業績報告:2010 年 8 月 11 日
財務報告書のダウンロード
2009 年の主要業績

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